ベランダ・バルコニーでウッドデッキを楽しむ – 設置時にはここに注意。

マンションに住んでいるので、ウッドデッキは諦めているという方は多いと思います。しかし、せっかくベランダやバルコニーがあるのに、有効活用が出来ないのはもったいないですよね。そこでマンションにウッドデッキを作る方法を紹介しようと思います。

マンションのベランダ・バルコニーにウッドデッキを作る

ベランダ・バルコニー写真1

ウッドデッキ材をホームセンターで購入し、DIYで一からウッドデッキを作る場合は、木材を切断したり、塗装したりするスペースが必要になってきますが、マンションでは、そうした作業スペースを確保することが難しかったりします。
しかし、最近ではマンションのベランダやバルコニーでもウッドデッキが作れるウッドパネルという商品が、多くのメーカーから発売されていますので、それらの商品を使えば、マンションのベランダ・バルコニーでもウッドデッキライフを十分に楽しむことができます。

マンションのベランダ・バルコニーは、無機質なコンクリートで、冷たい印象を持ってしまいますが、ウッドデッキなら、“木”のぬくもりを感じることができ、ベランダ・バルコニーを自然な印象に変えてくれます。加えて、ガーデニング・家庭菜園を楽しむことで、四季の移り変わりを肌で感じることもできます。

また、リビング床に高さを合わせ、床板の色を揃えることにより、ベランダ・バルコニーがリビングの一部として感じられるようになり、眺望と癒しを取り込むアウトドアリビングとして、ウッドデッキを楽しむことが出来ます。

このように、ベランダ・バルコニーのウッドデッキは、無機質になりがちなマンションのベランダ・バルコニーを、自然を感じる事が出来るスペースに変身させる機能が主になりますが、太陽光を吸収し熱の照り返しを押さえて、室内の温度上昇を抑えるなどの実用的な側面もあります。

ウッドデッキを設置するには事前確認が必要です

ベランダ・バルコニー写真2

ウッドデッキをマンションのベランダ・バルコニーに設置する場合は、賃貸・分譲に関わらず、事前に管理組合・管理会社に確認しておく必要があります。
これば、マンションには、ベランダ・バルコニーに関する制約があることが多く、避難路を妨い為の規約、落下物の回避を目的とした規約などがある場合が一般的です。特に避難路の邪魔になるをウッドデッキは、人命に関わってくるので、絶対に避けましょう。

このように、ウッドデッキをマンションのベランダ・バルコニーに設置する場合には、後々のトラブルにならないように、事前の確認(許可)を怠らないようにしてください。

ベランダ・バルコニーにウッドデッキを作る場合の注意点

ベランダ・バルコニー写真3

マンションのでのウッドデッキDIYにおいては、とくに作業スペースの確保は難しい上、たとえ作業スペースを確保したとしても、木材のカット時などに結構大きな音が出るので、ご近所との騒音問題となる可能性が大きいです。それゆえ、木材を購入して一からDIYでウッドデッキを作ることは諦めた方が無難です。

どうしても、一からウッドデッキをDIYで作りたい方は、ホームセンターのカットサービスを利用すれば、木材カットの騒音問題はクリアできます。但し、電動ドライバーやインパクトドラーバーの音も意外と大きいので、早朝や夜の組み立て作業は厳禁です。

施工をする上での注意点として、ベランダ・バルコニーの床面は、水はけを良くするため、傾斜が設けられていることを考慮することがあります。この傾斜に合わせて安定した状態でウッドパネルを設置しないと排水が悪くなり、泥やゴミが溜まったりする場合があります。さらに、不安定さによるガタつきから、歩く度に大きな音が発生し、ご近所との騒音問題となる場合があるので、注意が必要です。

また、設計時・施工時には、簡単にウッドデッキが取り外せるように施工する必要があります。マンションの決まりの中には、「ベランダ・バルコニーに置く物は簡単に撤去できなければならない」という条件の所が多く、これは、建物の改修工事の際、ベランダ・バルコニーに置かれた物を一時撤去出来るようにしておかないといけないからです。

簡単にウッドデッキを作る事が出来るウッドパネル

先ほども少し紹介しましたが、ベランダ・バルコニーに敷き詰めるだけで簡単にウッドデッキを作ることが出来る、「ウッドパネル」タイプの商品が人気となっています。

ウッドパネルは、パネル状の木材を敷くだけで簡単にウッドデッキが完成しますので、ウッドデッキ作りはちょっと不安、作る時間がない、取り外しが簡単にできるようにしたい、などの方にはオススメです。もちろん、女性の方でも簡単にウッドデッキを作ることができます。

ウッドパネルは、強風でめくれてしまったり、パネルの隙間に段差や隙間が出来たりしやすいので、作り方や仕上がりを十分に確認し、安全第一で作業を進めることが必要です。

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