ウッドデッキDIY製作するときに、忘れてはいけないことは作業現場の確保です。作業現場の確保と作業環境は意外と軽視しやすい項目ですが、ウッドデッキ製作の作業効率に大きく影響してきます。
確認しておくポイントは多いのですが、事前にしっかりと作業場所を確保し、作業環境を整えておくことで、ウッドデッキ製作を効率よく、楽に進めることができます。
資材置き場の確保
ウッドデッキを製作する期間中は、資材を置いておくスペースが必要になります。切断前のウッドデッキ材はかなりのスペースを必要とします。もちろんウッドデッキを作る場所に資材を置くことは出来ないので、それ以外の場所に資材置き場を確保する必要があります。
また、ウッドデッキ材の保管には雨対策が必要です。ウッドデッキ材は、なるべく直接地面に触れないようにしておき、雨対策として養生シートやブルーシートなどで覆っておくことが必要となります。
また、意外と忘れがちなのは、塗装後の木材の養生スペース。塗装直後の木材は、直接地面に置けない上、重ねて積むことも出来ないので、意外とスペースを必要とします。塗装後のウッドデッキ材を並べられるように、コンクリートブロックやツーバイフォー材などでウマを作っておくと良いでしょう。
作業スペースの確保
ウッドデッキ材の切断や、木材保護塗料の塗装を作業するスペースも必要です。複数人のメンバーで作業することも考慮して、少し広めのスペースを確保します。夏に作業する場合は、日隠になるような場所であればベストです。
木材を切断、塗装するときに活躍するのがウマです。ウマとは木材で作った作業台みたいな物です。これがあると、立った状態で作業できるのですごく楽に作業ができますし、作業効率がはかどります。2個を一組としてしようしますが、ツーバイフォー材とシンプソン金具を簡単で作ることができますので、作っておいて損はないでしょう。
また、ウッドデッキ材をカットすると、場合によっては端材が大量に出ることになります。これら端材の置き場所の確保や、処分方法も考えておく必要があります。再利用出来そうな長さの端材は残しておいてもよいでしょう。
コンセントの確保
充電タイプの電動工具を使う以外は、コンセントの確保が必要になります。作業現場の近くに屋外コンセントがあるかも確認しておきましょう。コンセントが遠い場所にある場合は、延長コード(コードリール)が必要です。屋内用の延長コードでは、防水機能が無い場合が多いので、屋外用の防水タイプを使用するようにしましょう。
近所への挨拶
ウッドデッキのDIY製作に使う電動工具は、意外と大きい音が出ます。特に、丸のこやインパクトドライバーは大きい音が出ます。住宅密集地では近所への迷惑になる可能性があるので、作業する前に近所の方にきちんと挨拶しておくと、後々トラブルを防ぐことができます。