整地作業 – 設置場所にとってベストな整地方法を行いましょう。
2016.6.9ウッドデッキの作り方
ウッドデッキ材のカットと木材保護塗料の塗装が終わったら、ウッドデッキを作る場所の整地作業を行います。この作業は、木材のカットや塗装の前に行っても問題ありません。 整地作業はウッドデッキ製作の中でも、一番退屈でしんどい作業になりますが、ウッド ...

ウッドデッキ材のカットと木材保護塗料の塗装が終わったら、ウッドデッキを作る場所の整地作業を行います。この作業は、木材のカットや塗装の前に行っても問題ありません。
整地作業はウッドデッキ製作の中でも、一番退屈でしんどい作業になりますが、ウッドデッキを施工してしまうと、後からどうすることも出来ない作業です。整地作業が終われば、次は楽しいウッドデッキ製作がはじまりますので、気を抜かずに丁寧に作業しましょう。
整地作業は、地面がコンクリートの場合はほとんど不要ですが、地面が土の場合は多くの作業が必要です。ご自信の設置場所にとってベストな整地方法を行いましょう。
地面がコンクリートの場合
ウッドデッキを作る場所の地面がコンクリートの場合は、コンクリートの上に基礎石(束石)を置くだけなので、整地作業といってもほとんどすることがありません。ゴミなどが残らないよう掃除をするくらいでしょう。またウッドデッキの下がコンクリートの場合は、地面からの湿気を防ぐことが出来ますので、ウッドデッキにとっても最適の環境です。
雨が流れる場所であれば、ウッドデッキ材の腐食を防ぐために、束柱を直接コンクリートに触れさせないように、基礎石(束石)を置いてから、もしくは、アジャスターなどの金具を嚙ましてから束柱を立てますが、雨の影響を受けないようであれば、コンクリートに直接束柱を建てても問題ありません。
ただし、コンクリートの上に水がたまるようば場所がある場合は、水が溜まらないようにしておく対策が必要になります。
地面が土の場合
ウッドデッキを作る場所の地面が土の場合は、多くの整地作業が必要になります。基本的には土木作業なのでしんどい作業ですが、気を抜かず作業してください。雑草抜きや石拾いなどは子供たちに手伝ってもらうと楽に出来ます。また、より完璧なウッドデッキ製作をしたい方や左官作業に自信のある方などは、思い切って地面をコンクリート仕上げにしてしまっても良いでしょう。
清掃・石拾い

ウッドデッキを作る場所に、邪魔な物やゴミなどがあれば移動しておきます。施工中は、ウッドデッキの周囲のスペースも必要になりますので、少し余裕をもって邪魔な物があれば移動してください。大きい石がある場合も取り除いておきます。
雑草対策
雑草が生えていればこの時点で抜いておきます。雑草の根が残っていると、またそこから雑草が生えてきますので、雑草の根から抜いてください。また、ウッドデッキの施工後は、床下の雑草駆除は床下にもぐってからでしか出来なくなりますので、あらかじめ防草シートなどを敷いておき雑草対策をしておくと、後々のメンテナンスも楽になります。
植木などがある場合
ウッドデッキを作る場所に植木があれば、伐採するか移動してください。また、ウッドデッキに覆い被さるように木の枝が伸びている場合も伐採しておきます。そうしないとウッドデッキの上に枯葉(落葉)が落ちてきて、みっともないウッドデッキになってしまいます。
地面をほぼ水平にする
地面を”ほぼ”水平にします。ウッドデッキの水平は最終的に根太で出していきますので、この時は完全に地面を水平にする必要はありませんが、ウッドデッキの下に水が溜まらないように、1mで1cmほどの水勾配をつけておくとベストです。
また、ウッドデッキをつくる場所の地面は、周囲の地面より低くならないようにしてください。周囲の地面より低い場合は、周囲から雨水が流れ込んで、そこに水が溜まってしまいます。土や川砂などで盛り土をして、雨水が流れ込まないようにしてください。
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